保育園児が、くもん体験に行った話🐤
「くもん いくもん♪」
アラフォーの私が小学生だったときは、公文や学研などの塾へ行く人は稀だった。
おそらく、塾へ行っている人は、中学受験を控えている人が大部分だったかと思う。
都心ではなかったため、私立の小・中学校、高校に進学するより、公立の学校に進学希望する人が大多数であった。
そして、中学生から、高校受験へ向けて進学塾へ通う人が増え始めた。
私が子どもの頃は、一人でひらがな積み木・かるたをしたり、家族とトランプをして、自然とひらがな、数字を覚えていった。本屋さんでドリルを買ってもらい、なんとなく一人で解いて答え合わせをしていた。
だから、取り立てて子どもたちへは早期教育などしなくてもいいと思っていた。
しかし、問題が発生。
年中クラスの際、担任の先生との二者面談で「数字が20までしか数えられません。名前はひらがなで書けるけど、苗字は書けません。小学校入学までにはできるようにしてください。」と言われた。
自然と覚えると思っていたのが間違いだった。
そもそも、共働きのため、家に帰って就寝するまでの時間はわずか。
夕食と入浴と、料理・洗濯を済ませると、すぐに寝るというルーチンが続いていた。
お風呂にひらがな表を貼ってはいたけれど、かるたを繰りかえししたり、トランプやボードゲームをする時間もない。
子どもたちは、保育園での生活のみでは、ひらがな・数字を習得できていなかった。
ネットで調べると、くもんの無料体験が実施されている知り、早速、名前・住所・電話番号を登録。(夏期無料体験のあとは、秋期無料体験など、年間を通じて、わりといつでも体験可能なよう。)
翌日、管理者の方からショートメールで「ご都合の良い時間にお電話してよろしいですか?」と連絡があり、電話でお話し。
フレンドリーな方で、一週間に二度体験ができること、日時と、体験したい科目を教えてほしいとのことでお話し。
とりあえず、国語・算数・英語、すべてを体験したいと伝えた。
1回目の体験は、各教科分10分ずつの計30分の体験。
その時点で、今後、どの教科を受講したいかを聞かれ、英語はいいですと伝えたため、2回目の体験は、国語5分、算数5分くらいの体験のみ。
2回目体験後、「英語も算数もやっておいた方が良い」と軽く勧められたものの、
英語は、タッチペンで曲を聴いたり、単語を聴いたりするのみ。
先生の英語は、日本語英語のため、逆効果と判断し、やんわりお断り。
算数も、国語ができれば、教科書を読んで理解できると思ったため、お断り。
その場で申込書を記入し、月謝袋と、次回のクラスまでの宿題(1日1セット)を渡され、帰宅。
月謝は、一教科あたり、東京・神奈川は7700円、それ以外は7150円。
また、一人当たり年に2000円の冷暖房費も収めることになった。
教室によっては、冷暖房費はまったく徴収なし、あるいは、夏期と冬期で分けて徴収するところもあるよう。
ちなみに、入学金や解約費用は不要。
進捗状況によって、プリントやカリキュラムが変わるものの、我が子はまったくひらがなが初めてのため、以下のようなスケジュール。
- 宿題をしてきたか、先生が確認。
- 絵から絵まで、まっすぐ線を引く練習。
- 動物や物の絵とひらがなが書いてある紙を見せ、「これなんでしょう?」に答える。裏のページには、ひらがなのみしか書かれていないため、「ぞうは、どっち?」などと質問され、子どもが指差しする。
(ひらがなの後は、漢字で同じことをする。)
- 童謡の歌詞を見せて、先生と子どもが一緒に歌う。
- ひらがなカードを見せながら、先生が名前を言うので、復唱する。
- 教室に置いてある、しかけ絵本を先生が読む。
これを、合計10分で終了。
(基本的に、親は外で待つが、子どもがぐずったときには、隣にいてよし。)
正直、家でもできるレベルではある。
他の方の意見を見てみても、くもんは基礎学習が基本なので、応用問題には対応していないとのこと。
しかし、園児である我が子への利点が3つほどあった。
- 保育園と家族以外の大人の話を聞く、話す。
- 他の子どもたちが学習する環境で、自分の問題に集中する。
- 親が勉強を教えてあげる余力がないため、宿題含め、定期的に学習できる。
よって、小学校入学準備として、しばらく行ってみることにした。
家でも隣で教えてあげられるよ~って方は、問題集だけで十分かと思う。
Amazonで購入できるものと、ほぼ同じものを教室で使っている。
「ひらがなことばカード1集 」
「やさしいひらがな 1集 (もじ・ことば 3)」
「やさしいひらがな 2集 (もじ・ことば 4) 」