「仕事を辞めたい」と思ったときに救われた本「OLはえらい」
仕事は、辛いことや理不尽なことをだらけである。
職場の空調環境から、ハラスメントまで…。
毎日うんざりして、図書館で目に入った本が「OLはえらい」という4コマエッセイ。
映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」や、ドラマ「僕の姉ちゃん」「スナックキヅツキ」の原作も書かれている益田ミリさんの初期の作品である。
―主人公のロバ子は、事務職で働くOL。
面倒な上司とのやりとりにムッとしたり、同僚に気を遣ったり、このままこの生活を続けてよいのだろうかと悩む。一方、上司からの心遣いを感じたり、同僚と助け合ったり、帰宅すると家族が迎えてくれる…。―
日常のささやかな幸せに、ほっとできるエピソードに共感できる。
作者が、実際にOL生活時代に過ごしたエピソードだからこそ、初版から20年経った今でも、リアルに感じられるのだと思う。
ちなみに、ギフトとしてもよく送られている商品のよう。
益田ミリさんの作品は、どれもとても癒されるが、「仕事を辞めたい」と思ったときに、この本を一度手に取っていただきたい。
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